陸上トレーニングの重要性!速く泳ぐための鍛えるべき筋肉とは?
速く泳ぐために大切になってくる筋肉は、体幹回りの筋肉。
背筋や腹筋はもちろんですが、お腹の横側の腹横筋も鍛えることも大事です。
何故なら、陸上トレーニングで体幹まわりの筋肉を強化させることで、泳ぎの技術向上に繋がるだけではなく、肩関節や腰、膝、股関節などの泳ぎに大きく影響してくる部位の怪我をすることが少なくなるからです。
そして、陸上で体幹まわりの筋肉を使うことができなければ、水中でも活かすことができません。
というのも水中には陸上と違い浮力があり、バランスが非常にとりづらい状況だからです。
その中でストリームラインを保つたり、体の軸をブラさずに泳ぐには、インナーマッスル(身体の奥深くの筋肉)を鍛えること。これが水泳の陸上トレーニングのポイントです。
そして、体幹まわりの筋肉というのは、泳ぎのトレーニングだけでは十分に鍛えることができません。
例えば、うつ伏せになり前腕と肘、つま先を地面につけ、その姿勢をキープするブランクをやったときに、お尻や腰の位置が下がってしまうような人は、水中でもボディポジションを高い位置で保つことは出来ないと思います。
このように陸上でできないことを水中で行うことは尚のこと難しいものです。
だからこそ、インナーマッスルの力の入れ方などを身につけるための体幹を鍛えるトレーニングを陸上で行う必要があります。
実際、オリンピックに出るトツプスイマーも陸上で行うドライランドトレーニングを毎日行っていたりします。
体幹まわりの筋肉が鍛えていなければ、一直線のストリームラインをとることもできません。
陸上トレーニングで、体幹まわりの筋肉を鍛えたり、肩や股関節などの各関節を広げることで、2軸4泳法の基本が身につきやすくなったり、ハイレベルなテクニックを実践することができ、さらに怪我を予防することにもなるんだ。そう気づかされます。